墓石の種類と価格について

墓地の中でもひときわ目を見張る墓石を見たことはありませんか?墓石の種類を知ることで、自分の家らしさを引き立てる墓を建立することができます。墓に使われる石は1種類だけではなく、様々な種類の石が用いられ、切り出し方・加工・磨き方によってその風景が大きく変わります。それぞれ特徴がありますので、これらを知ることで代々受け継がれていく墓として確立させることができます。これから、墓石の購入を検討している方は重要な知識として覚えておきましょう。

墓石の種類について

墓石の選び方のセオリーとして紹介されているのが「硬さが十分な石」「吸水性が低い石」「風雨や酸に負けず長持ちする石」という条件に合致することです。これらの条件を満たす石が「御影石(みかげいし)」と呼ばれるものです。「花崗岩(かこうがん)」や「閃緑岩(せんりょくがん)」を総称する名称として用いられています。石には名前がついていますが、採石地や含有成分によって300以上もの種類に分類されます。同じ産地の石であっても、地層によって色が異なることがありますし、墓石に加工する工程によって風景が全く異なる場合があります。このほか、大理石やクリスタルなどを墓石に仕立てる方も増えてきました。特にクリスタルは特殊加工によって文字やその方の生前の生活を象徴とするシンボルを刻み込むこともできますので、好まれるようになりました。気になるのがその値段です。墓所の区画が広く取られる傾向にある東日本では、150万円台、区画が狭い西日本では130万円台が相場だと言われています。石のブランドや希少性によっても価格帯に差が生じます。このほか、墓石のデザイン・彫刻意匠の付加によっても価格が異なります。このところ、あらかじめ墓石が完成されているセミオーダータイプの墓石が増えてきました。フルオーダーデザインとは異なり、30万円台からの予算で墓石を購入できるメリットがあります。石の種類と価格帯を鑑みてより良い墓石を選びましょう。


大事なのはマメな管理と気持ち

「価格が高い墓石を使っているから、故人の弔いがきちんとできている」「家柄や家の大きさを誇示することができる」というのは過去のことです。近年は石材の加工技術が向上しているので、安価な石でも見栄え良く磨きあげることができるようになりましたし、墓石のデザイン性を高めることでも見栄えを良くすることができます。石の種類を吟味することも大切ですが、価格帯やデザイン、そのほかの付加価値を見極めたうえで決めていきましょう。ただし、その後の管理を怠ると石もサビますし、そこから風化することがあります。管理のしやすさを考慮できる墓石であること、コケなどを防ぐ工夫がなされているかなどを見極めて決めることも大切な要素です。

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