法事の準備

法事の準備は数ヶ月前から行うものですが、
すること自体は決してそこまで
大変なものではありません。
順序立てて準備すれば、
特に怖いものはありませんよ。
法事の流れ
法事の主な流れは以下になります。
準備のフロー
① まずは法事の日程を決める
まずは法事の日程について決めましょう。
法事に参加する親族や知人に日程や場所を打診します。
招待状で打診する場合もありますが、
身内だけなどの場合は電話やメールで行っても大丈夫です。
日程・場所・人数が決まったら法事の供養をお願いする
お寺や宗教法人に法要のお願いの連絡をします。
法事の参加者への打診は法事の3ヶ月前ほど、
お寺への依頼は2ヶ月前ほどに行っておきましょう。
② 会食の準備をする

法事を主催する方にとって、一番悩ましい部分でもある会食。
参加する人数や法事を開催する場所によっても
準備するものは変わってくることかと思います。
自宅を法事の場所に使う場合、
手作りを準備されるケースもありますが、
最近では仕出しを頼むケースがほとんどでしょう。


また会館などで法事をされる場合、 一緒に食事ができるところもあります。
食事ができない場合でも、レストランなどに
移動して会食することができます。
その際、マイクロバスなどが必要なことがありますので、
必要な場合は手配しておきましょう。
③ 引き物の準備
法事に参加していただいた方へ、
帰る際に引き物(手土産)を渡します。
内容は3千円未満のギフトセットや菓子折りなどでOKです。
参加される世帯分準備しますが、
地域によって渡す内容が決まっている場合があるので、
わからない場合はご近所さんなどに
確認してみるといいですね。

④ 法要前日は最終チェックを

法要前日は上記のことが全て揃っているか
チェックを行いましょう。
大勢の人を手料理でもてなす場合、
仕込みをする場合がほとんどでしょう。
その場合もあまり気負わずに、
業務用スーパーなどに売っている
プロ御用達の冷凍食材などを使えば
時間短縮になるので便利ですよ。
また、当日黒色のシンプルなデザインの
エプロンがあれば便利です。
気になる方はブラックフォーマル用の
エプロンもありますので、それを着用してください。
⑤ 法要当日
法要当日は、参加される方たちが続々と指定の場所へ集合します。
僧侶が来られた場合、丁重に挨拶をし、家の中へお招きします。
お招きし、僧侶が準備をし始めるタイミングで
僧侶や参加者にお茶を振舞う準備をします。
僧侶の準備が整ったら、僧侶に一番にお茶を出し、
続いて参列者の位の高い人からお茶を出していきます。
そして読経が始まってしばらくしたら、
食事などの準備をするために下がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
はじめての法事主催は誰でも緊張すると思いますが、
大事なのは故人を思う心。
あまり形式に捕らわれずに、
参加者全員が心が一つになれるような
行事にできれば良いですね。