喪服を着用する際、髪形までぬかりなく弔いの姿に仕上げたいとこですね。
しかしお通夜・葬儀の際ってどんな髪形にしたらいいのでしょうか? 美容院に行かなくてもできる、弔事のヘアスタイルについてご紹介。
ギブソンタック、、確かに楽チンだなこれ。笑 ダウンスタイル考えよー pic.twitter.com/d88x8rraBr
— ゆーきゃん (@terayuma1046) 2016年6月5日
ギブソンタックの仕方も下記に掲載しています!
⇒ お通夜・葬式・法事に便利なギブソンタックのヘアスタイル集
弔事のヘアスタイル
弔事のヘアスタイルのポイント

ある某タレントが、同じメンバーの親族のお葬式に大きめリボンをつけて訪問したことが一時期ネットで大きな波紋を呼びました。
もちろんそのリボンは黒で、一応本人は葬儀のマナーに則ったつもりなのでしょうが、やはり黒にしてもにじみ出る元気なイメージがひんしゅくを買ってしまったようです。
あなたも自分では「大丈夫!」と思っていても、もしかしたら大変な事態に陥ってるかもしれませんよ?
そこで絶対に抑えたい3つのポイント!
弔事らしいヘアスタイルというのは
上記の3点がポイントになってきます。
それではレングス別に具体的にどういった髪形がふさわしいがチェックしていきましょう。
↓クリックしていただくとジャンプします
ショートヘア
ミディアムヘア
セミロング
ロングヘア
レングス別ヘアスタイル
・ショートヘアの場合


ショートヘアの場合、それだけで清潔感がある髪形ですが、注意したい点はサイドと毛先。
これは弔事だけでなく、慶事でも言えるのですが、
サイドはお辞儀をした際にバサバサならないようにするのがポイントです。
顔付近の毛が中途半端な長さの場合、整髪料やアメピンを使ってスッキリサイドに流しておきましょう。
次に毛先ですが、毛先を遊ばせるというようなことはせずに、整髪料でスッキリタイトにまとめます。
・ミディアムの場合


ミディアムヘアの場合、肩に付かない髪形であればダウンスタイルやハーフアップでも構いません。(ただしハーフアップは避けるべきという意見もあります。)
しかし肩にあたるのが気になるようなら、後ろでまとめてみましょう。
低い位置でお団子にできれば良いのですが、あまり長さもないから上手くできない・・・という方はギブソンタックがオススメです。⇒ 弔事にもOKなギブソンタック集はこちら
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— C CHANNEL 女子のための1分動画 (@CChannel_tv) 2016年7月23日
あまりボリュームを出さずに、すっきりまとめるように心がけると、上品でキチンとした雰囲気を出すことができます。
襟足部分が短くてヘアアレンジし難いボブヘアでもアレンジしやすく、慣れれば3分も掛からずにできるので困った際のお助けヘアでもあります。
・セミロングの場合


セミロングくらいになってくると、茶髪でゆるくパーマを掛けている方も多いのではないでしょうか?
この場合、ひとつにまとめたポニーテールではアウトな場合がありますので、きっちりヘアアレンジをしたいところですね。
セミロングの場合、ミディアムでも紹介しましたギブソンタックでもOKですが、毛先がもう少し長いためお勧めしたいのが、>シニヨンです。
可愛いシニヨン♡ pic.twitter.com/fCazPG8tgb
— ヘアー♡美人 (@hair_beauty01) 2016年6月15日
シニヨンはポニーテールをくるくると巻きつけて、ピンで固定するヘアスタイルです。

しかしそんな高度なことできない・・・という方はネットを使ったお団子にしてみましょう。

ネットを使ったお団子は非常に簡単ですし、フォーマルなイメージがあります。
お団子のネットは飾りが付いているものが多いですが、小ぶりな黒の柄のものであればOKです。
黒でもキラキラしら素材を使っているものは避けましょう。
・ロングの場合


ロングヘアの場合はダウンスタイルだと、カジュアルな感じが強調されてしまいますので、必ずヘアセットをして臨みたいところです。
ロングヘアの場合、様々な髪形ができるので、迷ってしまいがちですが、
やはり一番無難なのは、低い位置でのまとめ髪です。
先述しましたが、ギブソンタックやシニヨンのヘアスタイルかネットを使ったお団子がお勧めです。
やってしまいがち!弔事にNGなヘアスタイル!
①夜会巻き

最近夜会巻きが簡単にできるコームなどが販売されていますよね。
慣れれば10秒でスッキリしたヘアスタイルができるので、私も大好きです。
しかし夜会巻きはとっても簡単なのに、実はものすごくキチンとヘアセットされているような印象を与えてしまうのです。
そのため、「お葬式なのにアノ人準備万端ね・・・」というようなイメージを与えかねません。
また夜会巻きは元々パーティー用のヘアスタイルなので、低い位置ですっきりまとまっていても華やかなイメージを与えてしまうことがあります。
よって夜会巻きは避けたほうが無難な髪形の一つといえるでしょう。
②シュシュ

シュシュってとっても便利なヘアアイテムですよね。
一つにさっとまとめるだけでも、普段なら可愛く仕上がります。
しかしこの便利なシュシュ、弔事の際には非常に危険なアイテムの一つ。
やはりシュシュはもともと、髪形を華やかにするためのアイテムですので、たとえ黒のシュシュだとしても、ヒラヒラした可愛らしいイメージを与えてしまいます。
③黒いゴム

黒いゴムを使わなかったら何もヘアアレンジできないじゃない!とお思いかもしれませんが、冠婚葬祭のヘアスタイルというのは原則ゴム部分を隠したスタイルとなっています。
そのため、一つにまとめる際にも、バレッタやご自身の髪の毛などでゴム部分を隠すことができればベターです。
ただし、黒いゴムが見えていても、さほどマナー違反ということでも無いので、できれば隠すようにできたら良いですね。
④三つ編み・編みこみ

ボリュームのある髪の毛をまとめる際に便利な三つ編み・編みこみですが、
基本的にこれらのヘアスタイルは華やかさをアップさせるためのものですので、
弔事の際には行わないヘアスタイルです。
ただ、やはりボリュームを抑えるためには大変便利ですので、三つ編みシニヨンのような毛先をまとめる際のみにはOKです。
⑤明るすぎる髪色
髪色が地毛からかけ離れている場合、染め直したほうが良いかもしれません。
染め直す時間が無い、という方は、その日だけ黒髪になれる黒彩のスプレーなどがあります。
またウィッグという手もありますね!
ウィッグなら明るすぎる髪色にも、すぐに対処できます◎しかもボブミディくらいのものを1つ用意しておけば、いつお葬式に参加することになったとしても、ヘアアレンジ要らずのヘアスタイルが完成!ぶきっちょさんにオススメの方法です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外とやってしまいそうなマナー違反などが多かったですね。
お通夜・葬儀は故人を弔う場であるですので、きちんとしたマナーを守って、気持ちよく送り出してあげたいですね。