葬儀に参加する際、ノーメイクはマナー違反とされています。
しかしあまりにもバッチリなメイクだったり、派手だったりする場合、 あまり良い印象を与えないことも。
そうならないためにも、ポイントを抑えたメイクをするようにしましょう。

葬儀に参加する際のメイクのポイント

メイク一つで空気が変わる。メイクの重要さ

メイクは本当に重要な要素です。
特に女性はTPOに応じてメイクを変えなければいけないと言われています。

公人の会見などでは、ヘアメイクには細心の注意が払われます。
派手すぎず、かといって不健康そうに写さないためにも、 顔色を消してしまうようなメイクはしません。

メイクが変だったりすると、特に女性は違和感を覚えるようです。
そうならないためにも、メイクはきちんとしたいところですね。

葬儀の際のメイクはナチュラルメイクを心がけて

Erina Manoさん(@erinamano_official)が投稿した写真 -

葬儀に出席する際には、メイクはナチュラルメイクを心がけましょう。
しかしナチュラルメイクとは、あまり化粧をしないことを指すわけではありません。

ナチュラルメイクとは、自分の肌の色やパーツに沿ったメイクを丁寧に行うことを指します。

普段のメイクは「可愛さ」「血色」を意識して
マスカラとアイラインで目を大きく見せ、 頬にはピンクやオレンジ色のチークをのせます。
肌の透明感を演出するためにも、少し明るい色のファンデーションを選ぶこともあるでしょう。

しかし葬儀の際のナチュラルメイクはそのようなことはいたしません。
葬儀の際のナチュラルメイクは、色味感は抑えた感じのしっかりメイク

それでは具体的にどのように行っていけばよいかみていきましょう。

普段から薄化粧の人はファンデーションと眉だけで!

普段からメイクが薄めだという方は、ファンデーションと眉のメイクだけでも良いでしょう。

目元をメイクしない場合、ファンデーションが厚塗りになってしまうと、肌だけが浮いてしまいますので、薄付きのシアーな質感を目指しましょう。

そして眉はどうしてもまばらに生えてしまっていることが多いため、
眉が少なかったり短くなってしまっている人はペンシルタイプ、 そこそこ眉量がある人はパウダータイプのものがオススメです。


目元のメイクはどうしたらいい?

目元のメイクですが、部分別にみていきたいと思います。

・マスカラ
葬儀のような弔事に参加する場合、まつげはビューラーでカールさせません。
そのままマスカラを塗って、ダマにならないようにしましょう。

・アイライン
リキッドラインを使う場合、極細の黒か茶のアイラインを細めに引きます。
目じりをはねさせるようなメイクはご法度。
また目頭から目じりまできっちり引いてしまうと、ヌケ感が無くなってしまうため、目頭を外すといいです。

ペンシルラインがあまり強い線ではないので、
葬儀のメイクにも良いのですが、涙で滲みやすいのが難点です。

・アイシャドウ
アイシャドウは基本的につけません。
ラメやパール感があるものが多く、どうしてもキラキラしてしまうからです。

しかしアイラインが苦手と言う方は、
ブラウンのベーシックなカラーでアイライン代わりにしても良いでしょう。


口元のメイクはどうしたら良い?

口元のメイクですが、ただでさえ他のパーツは色味を抑えるため
口元に色味が無いと、顔色が悪くなってしまいます。
そのため、リップメイクもしておいたほうが無難です。

リップメイクをする際ですが、落ち着いた質感の配色を選びましょう。
ラメグロスのようなキラキラテカテカしたものが依然流行していますが、 葬儀の際にはマットなダークカラーをチョイスします。

口紅は、ピンク系、オレンジ系、レッド系と
普段からその人に合ったカラーがあると思います。

自分に似合っている系統のカラーの、
いつもより暗めでマット感のあるものを持っておくと良いですね。

野田萌さん(@moenoda)が投稿した写真 -



チークはどうしよう?

チークですが、やはり顔に色味が出やすく、また顔にメリハリが出やすくなるため、
葬儀の際のメイクに関しては使用しなくても良いかと思われます。

ただ、青白すぎてあまりにも血色が悪い場合は、 ピンク系のチークを薄く塗るのも手でしょう。

普通肌の人はブラウン系のチークが色味を主張しなくて良いですよ。

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